【寝屋川-摂津】100円橋を今すぐ無料化する方法考えた。鳥飼仁和寺大橋について僕が思う事。

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※この記事は「鳥飼仁和寺大橋」に関する記事の後半です。
前半記事をまだお読みでない場合は以下のリンクからどうぞ。

 

 

大阪府寝屋川市と大阪府摂津市の間に流れる淀川。その淀川に架かる有料の橋鳥飼仁和寺大橋は、

 

1987年に開通して以降、建設費用がペイできないまま
2017年2月を目標にしていた無料化の、延期が決定。2027年2月まで通行料を徴収するとの事。

 

 

やっぱりやだなあ、金取られるの。特に料金所の職員のおじさん達に100円を渡すたびに、

この人達を食べさせる為に、私達は毎回100円払ってんの?
どうせどっかから天下ってきた人らがここで働いてるんでしょ? 利権の温床じゃん

と、仁和寺大橋の通行人たちは毎回首をひねるわけです。

 

 

仁和寺大橋の料金所の職員さんの人数と、職員さん全員分のお給料の総額を、想像します
あくまで、当ブログの筆者が何の取材もせず行った、仮定の計算であり、想像です

 

 

鳥飼仁和寺大橋の2016年度の損益計算を見てみると「道路管理費 56,549,139」という科目がありました。
これが職員さんの年収の総額を意味しているんじゃないかと、僕は想像します。

 

大阪府のホームページに掲載されているデータを参考にすると、
2017年度の大阪府の全職員の平均年収は、ボーナスや手当も合わせると、703万288円だそうです。

 

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出典:大阪府

 

 

道路管理費5,654万9139円が、職員さん全員分のお給料だとして、
料金所の職員さん1人が、大阪府職員の平均年収703万288円を貰っているとしたとしたら、割り算して、

 

仁和寺大橋の常勤の職員さんは、8人くらいくらいなのかなあ? と計算して想像しています。

 

 

職員さんが100円を徴収する業務だけ担っている、という事はないとは思いますが、
でも少なくとも、ガラガラの橋の料金所の中にいるオジサン達の、のほほんとした姿を眺めていると、

8人が常駐していれば、十分運営はできる気もします。

 

 

全部で6箇所ある仁和寺大橋の料金所の徴収窓口の中で、実際に稼働しているのは、
寝屋川へ向かう側で2箇所(うち1箇所は24時間体勢)、摂津へ向かう側は1箇所。計3箇所です。

 

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計3箇所の窓口を開け、さらに道路管理事務所で回数券を販売し、その他諸々あり、

そんな橋での業務がある中、職員さんが週5日勤務の1日8時間労働を厳守していたとしたら、
実際のところ、10~11人くらいいるような気もしています。

 

もし職員さんが11人いるとして、5,654万9139円をその11人で分けたら、1人当たり514万836円になります。

ガラガラの橋の料金所の中にいるオジサン達の、のほほんとした姿を眺めていると、
1人当たり514万836円だったとしても、妥当過ぎる待遇だと思われます。

 

 

あくまで、あくまで大阪府道路公社に何の取材せずに、当ブログの筆者である僕が憶測で計算しているだけはありますが、

職員さんが8人いようが11人いようが、年収が703万だろうが514万であろうが、
2016年度の道路管理費5,654万9139円を、職員さん全員分のお給料と考えるのが自然だと思います。

 

 

一方、大阪府道路公社のホームページで公開されている、鳥飼仁和寺大橋の損益計算を見てみると、2016年度の道路料金収入は、3億3864万139円でした。

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出典:大阪府道路公社

 

1日あたりの収入は、92万7781.2円になります。

 

 

では、2016年度の道路管理費を、1日当たりの料金収入で割ってみます。

 

56,549,139 ÷ 927,781.2 ≒ 60.95

 

 

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1年のうち、橋の利用者全員が払う通行料の61日分は、10人前後いる、
料金所のオジサンのお給料になっている

 

1年のうち10ヶ月は、橋に対して料金を払う
残りの2ヶ月は、職員さんにお金を払う
筆者の僕は想像しています。

 

 

今は、100円玉を入れたらバーが開く、的な機械やシステムがありますし、ETCも普及していますから、
料金所の役割は、アッという間に機械化できるワケです。

機械なんて導入すれば数年経って元が取れるけど、人件費は、人がそこにいればかかり続けるワケです。

 

 

仁和寺大橋の2016年度の年間の交通量は、379.5万台。
単純計算で、1日あたりの交通量は、10,369台

 

 

大阪府の外郭団体に払う通行料ですから、税金です。税金は安い方が良いに決まっているじゃないですか。取るとしても、何らかの形で住民に再分配されなきゃいけないのに、

 

料金所に機械を導入しないが故に、
10,369×61=632,509

 

 

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述べ63万2509台分の利用者が、料金所の職員さん10人分くらいの給料(=下げれる税金)を収めているワケです(TдT)

 

 

♢ ♢ ♢

 

 

料金所のおじさん達をクビにすれば、鳥飼仁和寺大橋は無料にできるか。

 

そんな気がしますが、案外そうとは限らないかもしれません。

 

 

2017年に64億円の債務が残っている状態から、2027年に債務を55億円まで圧縮すれば
大阪府が出資金を諦めて、道路公社が損失補填引当金を行使する事で、債務をゼロにする目処が立つわけです。

参照:摂津市と寝屋川市を結ぶ鳥飼仁和寺大橋、来年無料になるはずが、10年延長するらしい
-号外NET(2016年12月6日)

 

 

64億から55億にすれば返済の目処が立つ。じゃあ、9億円がどうにかなれば、あっという間に目処が立つワケで。

でも、まだどうにかなっていない9億円は、2027年までかけて利用者たちが通行料で返済していく、という事ですよね。

 

 

先程計算して紹介した年間の料金収入のうち、料金所の職員さんに充てられるのは2ヶ月強。かなり大きな額ではありますが、

逆を言うと、残りの10ヶ月分の料金収入は、橋の維持管理費、そして橋の建設費の返済に充てられています

 

先程の道路管理費。あれを職員さんのお給料だとすると、今すぐ職員さんをクビにして、
今後9年間分の道路管理費を、まだ返済の目処が立っていない9億円に全て充てたとしても、まだ4億円程度足りません。

 

 

要するに、おじさん達をクビにしても、橋の無料化は早まるかもしれませんが、即無料化はできません
まだどうにかなっていない9億円を完全にどうにかしないと、無料化はできません

 

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では9億円を、利用者がチマチマ通行料で返済していく以外の方法で、
完全にどうにかする為には、どうすればいいか

 

 

9億円が誰に対しての債務なのか、政府なのか大阪府なのか金融機関なのか、詳しく調べていないのでよく分からないですが、

 

その9億円を政府が棒引きしてあげれば良いのに
無料化させる手助けをしてあげれば良いのにぃって、僕は思うのです。

 

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画像引用:首相官邸

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仁和寺大橋の55億円分の債務の目処はついてて、残りの9億円の返済を政府が肩代わりすれば、

 

橋の利用者にとっては2027年2月まで払わざるを得なくなる通行料が、
今後9年間、橋に使う予定のお金、橋の借金返済に充てる予定のお金が、自由に使えるようになるんです。

 

 

仮に、3億3864万139円という2016年度の通行料収入が、今後9年間ずっと変わらず推移していくとします。

 

338,640,139 ×9 = 3,047,761,251

 

 

明日にでも無料化が実現すれば、利用者が、

2027年2月まで払わなければならないはずの、30億以上お金が、橋以外の出費に回して行ける、という事になりません?

 

 

無料化が実現した後の橋の維持費は大阪府が持つ事になるでしょうから、無料化以降も税金によって間接的に仁和寺大橋を支えていかなければならないとは思いますが

 

でも、9億棒引きすれば、30億の金が民間に流れていくんですよ。

 

先述した、仁和寺大橋を渡るのに、年39,000円ほど費やしている僕のお知り合い
年39,000円が自由に使える。もしかしたら、財布と心に余裕が持てて、39,000円以上の出費をするかもしれません。

 

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デフレという緊急事態を解消する為には、政府が緊急措置くらい打っても良いはず。

 

地方自治体の外郭団体の橋。そこの借金の棒引き。仁和寺大橋だけでなく
他の自治体にも同じような、バブルに浮かれて甘々な見積りで始まり、結局借金が返せないまま、利用者がチマチマ返済せざるを得ない

 

そんなインフラや施設が他にもあれば、それら全部を、政府が面倒尻拭いしてやればいいんです

 

 

政府。国税。そこを利用している住民以外から徴収した税金も投じる事への反発、
国が新たに借金して肩代わりするんかい! 結局、未来の子供たちに負担させるんかい! と言う人も出てくるかもしれません。

 

けど、国が面倒を見る事で施設を無料化できたら、施設の利用料に回るお金が、一気に民間に流れますし、
未来の子供たちに国の借金は負担させますが、その代わり、未来の子供たちは施設を無料で使えますでしょ。

 

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画像引用:首相官邸

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アベノミクスが始まって雇用の指標は大幅に改善しましたが、
実質、金融政策しか行っておらず
「史上最大の国家予算」と言われながらも、日本の経済規模には少なすぎる財政支出

 

20年に及ぶデフレという緊急事態が今も続いていて、その現状が当たり前になってしまっている事が危険なのです。
健康的でない緊急措置でも取らなきゃ、変に原理原則を貫くままでは、ヌルッとしたデフレが続いてしまう気がします。

 

 

今の景気、給料が伸びない現状で、僕たち国民がお金を使えないのは言わずもがな。
取り分け仁和寺大橋の利用者は、橋の借金返済の為に通行料を払わなければならず、ますますお金は使えません。

給料を上げずに内部留保ばかり貯めている大企業も所詮民間ですから、今のデフレに先行きを不安がるのは当然です。

 

今、お金を使えるのは、財政に問題など全く抱えていない政府だけです。

 

あっ、ちなみに、日本は借金大国とか、財政問題を抱えてるとかいうのは、財務省とマスコミによる、嘘です。

 

 

日本には国と地方合わせて1200兆円の債務がありますが、
同時に、政府は600~700兆円の金融資産と有形資産を保有しています。

 

さらに日本銀行が、国債を、政府から直接、民間からも間接的に買い取って、400兆円超保有しています。

政府は日銀の発行する出資証券の過半数を保有するという法律があるので、日銀は政府の絶対的な子会社です。子会社の日銀に借金を返す必要はありません

 

 

「借金1000兆円」に騙されるな! (小学館101新書)

 

 

財務省が隠す650兆円の国民資産

 

 

1200兆円の債務に対し、政府の資産+返さなくていい債務。差し引きすると、日本の純債務はせいぜい、100~200兆円

GDP500兆円規模の国の、本当の債務がこの程度。それを知ってる人はちゃんと知ってるから、日本の国債は暴落せず、破綻もせず、むしろ為替が円高に振れる事もしばしばです。

 

参照:「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…
現代ビジネス(2015年12月28日)

 

 

そもそも、お金を借りる為に国が発行した債券を、お金を貸す側の国民や金融機関は資産として保有できるんですけど…。
国が借金してくれたら、僕らの資産も増えるんですけど…。

 

 

♢ ♢ ♢

 

 

僕個人は、車にも乗りませんし、ゆとりを手にできるならお金を払っても良い、と考える性格なので、
100円払ったらスイスイ渡れる橋、という選択肢があっても良いし、

 

むしろ鳥飼大橋と淀川新橋で渋滞にハマるドライバーさん達を考えた時、100円渡ってスイスイの方が、移動時間もストレスも削減できて良いんじゃないか、という気もどこかしてる、

という趣旨を、

 

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には書きました。

 

 

しかし、橋にお金を取られる毎日を送っているドライバーさんの経済的負担と、
目処が立たなそうで実はどうにかなりそうな仁和寺大橋の債務を考えた時、

 

やっぱり利用者が通行料でチマチマ返済していくのではなく、国が金出して即無料化だな、という結論に至ったのが、後半の記事です。

 

 

2018年度の本予算案は可決の見通しが立ってしまいましたので、補正予算で、仁和寺大橋の借金の肩代わりの予算、そして予算執行が可能になるような、

「地方における不採算の公共施設に国税を充当し無料化を促進する法律」的なモノを立法して頂きたいものです。

 

財務省の文章改竄とか憲法改正議論とか総裁選とか、今の安倍さんがすごくお忙しくしているのは存じ上げていますが、
政府が大盤振る舞いしなければ景気が良くならない事を知っている、ほんの一握りの日本の政治家ですから、

 

なんとかここを乗り越えてもらって、是非、仁和寺大橋の無料化に予算を付けてください。お願いしますm(__)m笑